Q3PE4を購入したので導入したお話

 はじめに

 

先日、調子に乗ってPCなどを購入してしまったので、ついでにTS抜き環境も新しくしようと思いました。

 

 

ネットの情報が地味に少ない気がしたので導入のアレを適当に書いていきます。

 

ちなみに、前まではPX-S1UDを使ってたり、PX-W3PEを使ってました。

 

2020.01.27 追記 なんか構成がわかりづらい気がしたのでちょっと書き直した。

 

 

注意事項

  • 自己責任で
  • 執筆者は ts抜き関連に関して無知なので質問されても答えられるか分かりません
  • あくまで執筆者の覚書。過度な参考はご勘弁。
  • この記事の執筆中にだんだん面倒になってきたのでTVTestとその他ランタイムは導入済みのものとします。ちなみにバージョンは0.9.0です。(前PCからの流用(非推奨)

 

用意するもの

  • PC本体(USB2.0ピンヘッダがついているマザボのやつ)
  • タイトルにもあるチューナー
  • (マザボUSB2.0ピンヘッダがついていない人向け)変換ケーブル
  • B-CASを読むためのカードリーダー(ゴニョゴニョを使う人はなくてもいいんじゃない?) また、本体内蔵のリーダーは使えますが安定しないらしいです。
  • このサイトだけ見て構築しようと思わない心
  • PCに何が起きても自分で対処できるチカラ(実際これが一番重要)

 

 

PC本体 

デスクトップPCです。PCI端子が付いたモノ。

PCI端子付いてなかったりノートPCとかだと物理的に装着できません・・・

 

最低動作条件とかそのあたりは公式サイトをば

www.plex-net.co.jp

 ついでに私の環境も開示しておきます

 
モノ おスペック 気になるお値段 備考
OS Windows10 Pro 64bit
0円
大学のライセンスでタダ
マザボ ASRock H370M-ITX/ac
12968円
 
CPU Intel Core i3-8100
15120円
 
RAM

PATRIOT DDR4-2666MHz 4GB*2

5899円
 
SSD シリコンパワー MVNe1.3 256GB SP256GBP34A80M28
6800円
 
HDD WD30EFRX
WD20EZRZ*2
0円
前のPCから流用
GPU Intel UHD Graphics 630
0円
録画とファイル鯖くらいの役割しかないのでいらないと思った。
チューナー PX-Q3PE4
22000円
 
外付けカードリーダー Gemalto HWP119316
0円
前のPCから流用
電源 Corsair CX550M
6277円
 
ケース Fractal Design Core 500 Black
8570円
 
  合計
77634円
 

 

ASRock Intel H370チップセット搭載 Mini-ITXマザーボード H370M-ITX/ac

ASRock Intel H370チップセット搭載 Mini-ITXマザーボード H370M-ITX/ac

 
PATRIOT デスクトップ用メモリ DDR4 2666MHz PC4-21300 8GB (4GBx2枚組) 814914024362 UDIMM
 
シリコンパワー SSD 256GB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP256GBP34A80M28

シリコンパワー SSD 256GB 3D NAND M.2 2280 PCIe3.0×4 NVMe1.3 P34A80シリーズ 5年保証 SP256GBP34A80M28

 
Gemalto ジェムアルト ICカードリーダ・ライタ 電子申告(e-Tax)対応住基カード用PC USB-TR HWP119316

Gemalto ジェムアルト ICカードリーダ・ライタ 電子申告(e-Tax)対応住基カード用PC USB-TR HWP119316

 
Corsair CX550M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS627 CP-9020102-JP

Corsair CX550M 80PLUS BRONZE認定 PC電源ユニット PS627 CP-9020102-JP

 
Fractal Design Core 500 Black 小型キューブPCケース CS5267 FD-CA-CORE-500-BK

Fractal Design Core 500 Black 小型キューブPCケース CS5267 FD-CA-CORE-500-BK

 

 

 購入したパーツの中で一番高いのがチューナーなのがややビックリ

あまり高負荷なことをするわけじゃないため、そこまで強そうなものじゃなくていいと思われます

 

 

チューナー

今回は、PX-Q3PE4を使用します。地上波x4とBSx4番組録画できるので、緊急時にも大活躍じゃないですかね。

PLEX 地上波デジタル・BS/CS対応TVチューナー PX-Q3PE4

PLEX 地上波デジタル・BS/CS対応TVチューナー PX-Q3PE4

  • 発売日: 2017/08/31
  • メディア: エレクトロニクス
 

本当はアースソフト社の製品(PT3とか)が欲しかったりしたんですが、時すでに遅し・・・ってことで、現在生産されている製品の中ではまともなメーカーのものを選びました。

 

そんなにたくさん録画しないよ!もっと安いのがいいって人はこれ

僕が前まで使っていたチューナーの実質後継機みたいなやつですね。

PCIに取り付けですが、PCIから取っているのは電源だけで、事実上はUSB接続っていうおかしなやつです。タイトルにもあるQ3PE4もそう。

PLEX 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3PE4

PLEX 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3PE4

  • 発売日: 2017/04/19
  • メディア: Personal Computers
 

 

 

PCI端子なんてねえ!っていうノートPC使いの人やラズパイみたいなのを使ってる人はこれ

ほかにもいろいろ種類あるんじゃないですかね。

PLEX USB接続 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3U4

PLEX USB接続 地上デジタル・BS・CS対応TVチューナー PX-W3U4

  • 発売日: 2019/09/09
  • メディア: Personal Computers
 

 

 

B-CASを読むためのカードリーダー

僕のやり方では本体のカードリーダーは使わないので別途用意します。

 

僕が使うのはこれ 前PCからの流用です。結構安いですよ

 

他にもこれが人気だったりします。

 

肝心のB-CASカードは家に転がっていたものを使います。

入手の方法?いろいろあると思いますが僕はメルカリでジャンクチューナー買ったらついてきましたよ?

正規入手方法は、B-CASの会社に手数料をお貢ぎして、「ふえぇ~カード壊れちゃったよぉ~」とか「何かの間違いでカードなくしちゃったぁ~」とウソを言うと多分発行してくれます。

馬鹿正直に「TS抜きチューナーを買ったよ!」などと言っても発行してくれません。

 

 

 

(ない人向け)変換ケーブル

今回使用するチューナーは、マザボに内部USB2.0ピンがないとPX-Q3PE4を使うことができません。

前まで使ってたPX-W3PEはPCI端子だけでいけたのになぁ。

私の環境では奇跡的に内部USB2.0ピンに空きがあったので良かったのですが、

ない場合はこんなパーツで対応する必要があります。

AINEX ケース用USBケーブル Aオス-セットオス [ 40cm ] USB-007C

AINEX ケース用USBケーブル Aオス-セットオス [ 40cm ] USB-007C

 

 

NZXT PC内蔵用USB HUB [ USB2.0ヘッダーピン(9ピン)×3、A平型×2 ] INTERNAL USB HUB
 

 

装着

開けます。挿します。ネジを閉めます。ケースを閉じます。終-NHK-

同軸ケーブルも刺そう

 

ドライバを入れる

 公式サイトからドライバをDL。OSのアーキテクチャに合わせたものを落とそう。

www.plex-net.co.jp

 落としたファイルを解凍します。

f:id:pneu65rk:20190329060522p:plain

バイスマネージャーを開きます

 

 

f:id:pneu65rk:20190329060629p:plain

なんか出てきます。(これはインストール済みの画像)

多分どこかに不明なデバイス~みたいな名前のドライバが2つくらい出てくると思うので、

 

f:id:pneu65rk:20190329060947p:plain

 右クリックしてドライバーの更新(多分)

 

f:id:pneu65rk:20190329061050p:plain

下のやつ

 

f:id:pneu65rk:20190329061054p:plain

さっき落として解凍したフォルダを選択します。

次へってやったら多分インストールできます。

 

もう1つのドライバも同じカンジで(面倒になってきた)

 

Bondriverとフィルタの導入

Bondriverとかいうわけの分からんものを入れます。

これがないと地上波とかBSが見れません。

 

Bondriverは製作者によりいろいろなタイプのものがありますが、

今回は導入が簡単だったここのモノを利用しました。

(IT35系とか謳われているものも一度試しましたが、僕のF欄頭じゃ理解できなかったので簡単だったこれを入れたという話)

 

最初にフィルタの導入です。

DLしたら解凍、RegisterFiltersフォルダからCopyFilters.batを管理者権限で起動。

次にRegisterFilters.batを管理者権限で起動すればインストールできます。

 

Bondriverは

f:id:pneu65rk:20190329063322p:plain

 2種類くらいあります。

使う予定のTVTestのバージョンに合わせて選択してください。

 

ちなみに、

TVTest Ver. 0.7.23はよく使われてるバージョンで入手も容易です。

ググればすぐに手に入ります。右も左も分からない人におすすめ。

 

TVTest Ver. 0.9.0はVisual Studioを入れて自分でビルドしないといけません。面倒。

ただし前述の0.7.23より動作が軽快だったりするので面倒を惜しまない人にはいいんじゃないでしょうか。(普通に落とせるやつだとスクランブルが解除できなかったりといろいろ面倒な為)

 

f:id:pneu65rk:20190329063824p:plain

フォルダを開くとなんかいろいろ入っています。

外付けカードリーダーを使う人は拡張子「.scard」以外のファイルをお手持ちのTVTestのフォルダにコピー。

内蔵カードリーダーを使う人は拡張子「.scard」のファイルも含めTVTestのフォルダにコピー。

 

TVTestを起動して設定からチャンネルスキャンが正常に出来たら成功です。やったね。

f:id:pneu65rk:20190329064729p:plain

 

ちなみに、他にもVisual Studioのランタイム(再頒布可能パッケージ)とか、.Net FreamWork3.5とかが必要になります。特に後者は新規PCだと結構躓くかも。

ググるといろいろ参考記事が出てくるのでそちらは別途

 

 

運用の結果

追記 2020.01.27

実は導入から数か月経過したタイミングで突然安定しなくなりました。

Dropsが5桁越えたりとかが発生しました。

ちょっとこれは見逃せないのでいろいろ調べたんですが、結果としては同軸ケーブルを変えてみようという感じに。

そういえば今までそこらへんの電器屋で買ったやっすいの使ってたなぁ・・・

 

ということで、これを買いました。

 アンテナと言ったらマスプロ以外ありえん!って意見が見受けられたのでとりあえず選んだ感じ。

あと、接続時にPC本体の電源ケーブルからある程度の距離ができるように配線も見直しました。

これを接続してしばらく放置してましたが、品質が安定したので、

やっぱり同軸ケーブルはマスプロ以外ありえん!って思いました。

みんなもマスプロ電工のケーブルを買いましょう。お兄さんとのお約束だぞ。

 

おしまい